測量技術紹介
UAV(レーザードローン)による測量
レーザードローンを導入しました。山林でグラウンドデータを取得するには、レーザーが適します。

DJI MATRICE300RTK、 Velodyne SCOUT-ULTRA、 SONY α6000


3D点群データのイメージです。山林で林道や川の地形を捉えることができます。
地上レーザースキャナー
UAVの飛行が困難な場所では地上レーザーが適します。

Trimble SX-10

模擬坑道の調査を行いました。

地上レーザーによる点群データのイメージです。
基準点測量
基準点は、境界杭や地形・地物を測るための基準として、作業のしやすい場所に設置します。三角点や電子基準点を既知点として測り、新たに設置した基準点の位置(座標)を計算します。点間距離によって、1級基準点(約1km間隔)から4級基準点(約50m間隔)まであります。基準点の精度が、全ての作業に影響しますので、とても重要な作業です。
GNSS測量機(スタティックおよびRTK兼用)
アンテナ・受信機(一体型)とデータコレクタです。
GLONASS対応により精度が上がりました。
GLONASS対応により精度が上がりました。
GNSS(スタティック)による基準点測量
数点で同時観測(受信)し、基準点間のベクトルを求めます。
トータルステーションによる基準点測量
前後の基準点にミラー(プリズム)を設置し、基準点間の角度と距離を測ります。
トータルステーション(ノンプリズム)
光波で距離を測ります。
御影石の三角点
軽量コンクリートの三角点
電子基準点
頂上がGPSアンテナです。常時稼動しています。
RTK-GPS
RTK-GPSを使った測量は、観測(受信)時間が短いのが利点です。
RTK-GPS(移動局)
移動局で10秒間以上観測(受信)します。
固定局と移動局とのベクトルで、位置(座標)が計算されます。
固定局と移動局とのベクトルで、位置(座標)が計算されます。
RTK-GPS(固定局)
固定点(基準点等)にGPSを設置します。
後方のポールについてる白い箱は無線アンテナです。
移動局と無線でデータ交信します。
後方のポールについてる白い箱は無線アンテナです。
移動局と無線でデータ交信します。
水準測量(標高を測る)
標高(高低差)を測るときはレベルと標尺という道具を使って測ります。GPSやトータルステーションでも高低差を測ることができますが、レベルのほうが正確です。
標尺を立てる
レベルによる水準測量
境界測量
境界杭設置
道路の境界杭を埋めているところです。
境界測量
トータルステーションで道路の境界杭を測っているところです。境界杭上にミラー(プリズム)つきのポールを立ててます。
調査
橋の調査
亀裂や変色があり、コンクリートが劣化してます。
管の調査
管の繋ぎ目にずれが生じ、漏水してます。
その他
横断測量
レベルとテープ(巻尺)を使って、道路の横断形状を測ります。トータルステーションで測ることもあります。
国有林の境界測量
国有林の境界測量は、傾斜の連続です。